「現代奴隷」に関する声明

以下の声明は、AlphaSights Ltd(以下「AlphaSights」)が、当社の事業またはサプライチェーンのいかなる部分においても奴隷労働および人身取引が行われていないことを保証するために、2015年現代奴隷法の第54条第6項に基づく当社の責任に関連して実施した取組みを示しています。

当社の事業

AlphaSightsは、資産運用会社やアドバイザリー会社、グローバル企業、非営利組織などのクライアント企業のプロフェッショナルに対し、ビジネス情報サービスを提供しています。当社の知識リサーチ能力と業界をリードするコンプライアンス手順を組み合わせることで、クライアントは、セクターや地域を問わず、適切な業界プロフェッショナルの知識と経験に効率的かつ安全にアクセスできます。2008年に設立されたAlphaSightsは、世界各地に9つのオフィスを持つ民間企業です。

当社のサプライチェーン

当社が契約する業界プロフェッショナルは、経験や教育で培った能力と優れた資質を持つ人材です。したがって、当社の契約対象者は非常に大きな権限と能力を持ち、奴隷として扱われる可能性は極めて低いといえます。さらに、当社の契約対象者は慎重に審査され、当社のコンプライアンスの枠組みに従った場合にのみ、クライアントとの対話に参加します。この枠組みには、契約対象者の適格性および行動について、多くが規定されています。

当社事業に関わるその他の主要サプライヤーは以下のとおりです。

  • 世界各地の知識集約型都市や経済的中心都市におけるオフィススペースや入居関連サービスのサプライヤー。
  • テクノロジーインフラストラクチャ、ソフトウェア、および関連サービスのサプライヤー。
  • ビジネス情報および企業向けアドバイザリーサービスのサプライヤー。

これらのサプライヤーの性質と、サプライヤーとのやり取りの頻度を考慮すると、サプライチェーンのこの部分で奴隷労働や人身取引が発生するリスクは「低い」と考えられます。当社のサプライチェーンのこの部分に関する契約には、すでに「適用法」および2015年現代奴隷法の規定の遵守が含まれています。

実施した取組み

AlphaSightsには企業行動規範があり、これは当社の価値観の中心となります。また、AlphaSightsに入社するすべての社員は、広範なトレーニングとオンボーディングプログラムを受けています。当社の行動規範には、現代奴隷労働と人身取引に関する企業方針が含まれています。また、サプライヤー契約の雛形には、奴隷制と人身売買を禁止する条項を盛り込んでいます。これにより、2020年には、AlphaSightsのサプライチェーンにおいて、当社は奴隷労働と人身取引の防止を方針とする組織であると、すべての法域で認知されるに至りました。AlphaSightsは、現代奴隷の複雑な様相を認識し、2021年には、予算執行者や購買意思決定者と協力することの重要性を引き続き重視し、サプライチェーンにおける現代奴隷のリスクについて情報を提供し、教育を行っていきます。

2021年には、毎年の社員トレーニングプログラムを強化し、事業全域を通して、奴隷労働や人身取引を防止する組織としての取り組みを重視しています。

AlphaSightsは、2021年3月10日にこの声明を承認しました。

AlphaSightsを代表して署名

Max Cartellieri
マネージングディレクター
2021年3月10日
max signature.

Andrew Heath
マネージングディレクター
2021年3月10日
andrew signature

本声明は、2015年現代奴隷法第54条第1項に従って作成され、2020年12月31日に終了した年度の当社の反奴隷制および反人身取引に関する声明です。